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仙波敏郎氏講演会

 講師の仙波さんは最近は鹿児島と愛媛を生活の場所としているそうで、今回は鹿児島から駆けつけて下さいました。これまで全国の県・市・大学・市民団体などに二百数十回呼ばれていますが、茨城県は不思議に縁が薄く唯一の空白県となっていたと話され、最高齢の参加者が85歳だった事にも感嘆し、少数だった参加者にもかかわらず喜んで質問に応えてくださいました。
仙波講演会

 仙波さんの実名告発以前には全国47都道府県警察(に皇宮警察を加えて48)で約400億円あった裏金が、実名告発後は約半額の200億まで削減されているとのことです。最近の若い警察官が偽りの領収証を書かなくて済むようになっている事を喜んでいて、上司のいないところでは何度も感謝されているのだそうです。

 アメリカにはキイタム訴訟という考え方があって、政府との契約で不正があってそれを告発し損害が回復されたら、その15%から30%ほどを対価・報酬として貰える制度があり、『冗談だけど、私の場合数10億を手にできたかもしれない』と話されました。 

 仙波さんは偽領収書を書かなかった為か、あからさまな報復を受け、突然の勤務地移動や、家族構成を無視した不利益処分、昇進試験差別、日常会話をしない、食事の時同席しない、エレベーターで同乗しないなど日常的な無視等に何度も遭いながらも圧力に負けて警察を去ればその事が不正に負けた事になる、誤っているのは警察上層部の方だと信じて動じることなく、警察官の仕事に誇りを持って、与えられた場所で全力を尽くしてきた、と壮絶な闘いの経過を述べられました。

実名告発に際し、『一旦思い立ったなら仙波君決して下を向くなよ』、と励まし、その後最後まで支えてくれた元新聞記者の東玲治さんとは、それまで面識のない松山東高校の同窓同期だったそうで、松山東は古くは高浜虚子、正岡子規、大江健三郎氏などを輩出した名門で、大阪高検元検事で、検察の裏金を告発した三井環さんも出ているとのことです。 

 日本で日常的に犯罪を犯しているのは暴力団と警察組織だ、ときつく指摘する一方、警察官という仕事は男子一生の仕事として誇れるものだと話し、生まれ変わってももう一度警察官になりたいとおっしゃっていました。

 この日の講演会の様子が常陽新聞に以下のように掲載されました。
常陽新聞記事

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 「市民オンブズマンいばらき」は1997年3月、特定の政党などから独立した一般市民により結成されました。目的は、国や県、また身近な市町村にかかわる不正、不当な行為を住民の立場から監視し是正を図り、その活動を通して市民自身が地方自治の主権者として成長していくことです。

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