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政務活動費返還請求住民訴訟裁判

5月21日政務活動費返還住民訴訟裁判の第1回弁論が水戸地裁でありました。裁判所から「傍聴者が大勢になるようなら対応するので事前に連絡して欲しい」と打診があったようです。  当局側に那珂川導水裁判や八ん場ダム裁判のように大勢の動員があるかのような先入観があったようです。 が今年度のオンブズ総会参加者が15~6名しかなかったように退潮が続く当方に傍聴動員の余力はありませんでした。それでも当日は水戸、那珂市、取手のオンブズ会員3名が傍聴に参加し、県側職員11名、報道取材4名と併せて結構賑々しい法廷風景となりました。

裁判長は新着任の方らしく、今まで拝見したことのないお名前の、河田泰常さん、右陪席、吉田豊さん、左陪席(*)木信明さん…(カッコは立が二つ…立立…なみきさんと読むのでしょうか?)原告の訴状と被告の答弁書を陳述する、という事で次回までに、原告側が返還請求の政務活動費支出の不当性を尚主張することになりました。
                IMG_20150526_0001.jpg          県側の答弁書は最初から最後まで監査委員が認めている、住民側の主張は憶測や思い込みに基づく、非難や独自の意見にすぎない、というものでした。

中でも答弁書において再三主張されているのが『監査委員が監査結果において、(住民側が偽造と主張する)領収書は議員が従事者の承諾の上で作成し受領印は従事者本人に押印させた』という説明です。  議員数十人が雇用したとされる互いに異なる地域の約100人にも及ぶ政務活動従事者が、アルバイト報酬を受け取る度に、揃って自分の住所氏名は自署できない→自署しないのに、押印だけは確かにその日その時にしたなどというという虚構が一般に通用するものでしょうか?  月に4~5万円から20数万円分もの継続的活動勤務の実態があるとして、その毎月の支払い日に予め支払い側が印字や手書きの(だから酷似した筆跡になる)領収書を作成しておいて押印だけは本人が行った、年間を通じて同じ形で収受をしたなどという組立てが如何に常識外れの不自然なものであるか? 勤務そのものがなかった疑いが払拭できません。


県からは各会派(合計9者)に訴訟告知が為されています。県は住民側の訴えに対し防戦し正当性を主張するが、仮に敗訴した場合返還請求を実行しなければならなくなるので、今から政活費の使用は妥当だと言う言い分があるなら参加できます、参加するように、という手続きです。 裁判長は県側弁護士に補助参加はありましたか?と尋ねました。 すると県側弁護士は余裕綽々で→ほくそ笑む様にほほ笑む様に→いいえ、今のところありません、県側の判断・応訴を信用しているのではないでしょうか?(そんな余計な心配をする会派、議員はいませんよ) という意味のことを言いました。


裁判長から今後原告側の証拠はどの位の量になりそうですか?とご下問があり、原告側弁護士は左手を10センチ、15センチくらい広げて見つめてから数百枚です、と答えました。 一瞬の間隙があって、原告の一人が挙手をして発言を求めました。 活舌が悪いながらも、県側・議会側が持っている領収証などを原告側が入手する時は黒塗りされていて幾ら提示しても証拠としての意味はなく、そのおおもと、原本である雇用契約書や勤務実績表など証拠書類が必須でそれが開示されない限り裁判は無駄だ、証拠が示せないのは人件費支出に雇用や政務調査の実態はなく、全て架空で詐欺だからだと意気巻きました。 法廷に無言の濃密な厭な空気が流れました。対して裁判長は何もコメントしませんでした。


次回期日は7月9日にすると指示があり第1回の裁判は10分ほどで終わりました。


改めて感じた事は、議員・会派は矢面に立たず、県職員が議員の不正請求を庇い、支え、助長し支出の見直しや精査には全く関心を持たないばかりか、自らの判断正当性を主張することで疑惑解明への防壁となろうとしているということでした。
 
兵庫でも野々村号泣氏が何年にも亘って公金を盗み取ることが可能だったのは、普通に考えればあり得ないような回数の遠隔地出張や架空請求を、議会事務局が『視察として黙認』していたからであったと思います。 ああいう事例が露見しても尚制度の僭脱、悪意ある冒用を止めようとせず、他山の石として学ぶことのできない議員や職員の卑しさに暗い想いになりました。

私達は普通の市民として静かに異議申立を続けなければなりません。  叡智を集め確固としてしかし静かに持続しようと思います。
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 「市民オンブズマンいばらき」は1997年3月、特定の政党などから独立した一般市民により結成されました。目的は、国や県、また身近な市町村にかかわる不正、不当な行為を住民の立場から監視し是正を図り、その活動を通して市民自身が地方自治の主権者として成長していくことです。

連絡先:ombudsibaraki@gmail.com

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