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富山別の市議も政活費不正

富山市議会 別の市議も政活費不正受給

(2016年09月01日 18時38分) チューリップテレビ

▼中川勇元富山市議が、印刷代などの市政報告会の経費を架空請求していた問題。
その後の取材で、あらたな疑惑が浮かび上がってきました。

中川元市議以外の別の市議も同様の手口で政務活動費を不正に受け取っていたことがチューリップテレビの取材で分かりました。 富山市議会・自民党会派の政務活動費をめぐって、再び浮上した疑惑…。


「これは谷口さんが出されたものですよね」(記者)
「はい」(谷口市議)
1日新たに政務活動費の架空請求が明らかになったのは、中川元市議と同じ市議会・自民党会派に所属する谷口寿一議員です。
8月31日、政務活動費の架空請求を認め、謝罪した、中川勇元市議。
中川元市議は、市内の印刷業者から白紙の領収証を手に入れ、架空請求したことを明らかにしました。

そこで、私たちが、1日この印刷業者に確認したところ、中川元市議の分も含め、自民党会派の市政報告のための資料をこれまで一度も受注していないことが判明しました。
しかし、私たちが情報公開請求で入手した2013年度と2014年度の政務活動費の資料には、その印刷会社の領収証が4枚含まれていました。


いったいどうして…手がかりとなったのはそこに添付されていたキャッチコピー。
『地域の方々とスクラムを組んで元気な富山にしたい』このキャッチコピーが谷口市議の後援会便りのものと全く同じだったのです。 そこで、谷口市議に確認すると架空請求をあっさりと認めました。
「これはどういうことなんでしょうか」(記者)
「中川さんに頼まれて、お金を出すようにということで。自分はほかで印刷していて、その差額は中川さんに渡した」(谷口市議)


谷口市議によりますと、不正の手口はこうです。
中川元市議が、金額の入った領収証を谷口市議に渡し、谷口市議がその領収証を使って自らの政務活動費として報告書を作成し、自民党会派に請求。
会派で管理している政務活動費の中から、その分の金額が谷口市議に渡されます。

このあと、谷口市議は、ほかの印刷業者で作成した印刷代を差し引き、差額分を、中川元市議に渡していたということです。

「中川さんから渡されて、この分で出してくれと言われて、自分の領収証を出さずに、これを出したと」
「割と簡単に活動費を回してくれと言われ、良いですよと。割と軽い気持ちで受けてしまった。偽造するという意識はなく、わかりましたよという形で、したんですけども」([谷口市議)


谷口市議は、なぜ中川元市議が複雑で巧妙な手口で架空請求を依頼したのかは明らかにしませんでしたが、中川元市議は「お前の政務活動費が余っているのならまわしてくれ」と話していたということです。

谷口市議は、私たちが提示した印刷会社の領収証4枚のうち2枚について架空請求の事実を認めました。
その請求金額は合計60万円あまり。 ここから谷口市議が市民に配る広報紙を作成した印刷代を差し引き、残った額を中川元市議が着服していたとみられます。

「言われてやってたけど、3回ぐらいやったときに、これは駄目だと。小さいときからの付き合いなので、断りきれなかったのは、僕の弱さはあるんですけど」(谷口市議)
差額はすべて中川元市議に渡し「自分は一切余分にもらっていない」と主張する谷口市議。

返還については…。
「僕も自分でお金を受け取っていないので、どうすればいいか分かりませんが、僕に責任があれば返さなきゃいけないですし。中川さんに渡した事実を認めてもらって、中川さんから返還してもらえるか。そこを話さなければ」(谷口市議)

谷口市議は、このことについて、すでに会派に報告を済ませていると話しました。

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 「市民オンブズマンいばらき」は1997年3月、特定の政党などから独立した一般市民により結成されました。目的は、国や県、また身近な市町村にかかわる不正、不当な行為を住民の立場から監視し是正を図り、その活動を通して市民自身が地方自治の主権者として成長していくことです。

連絡先:ombudsibaraki@gmail.com

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